JFrame フルスクリーン
Frameを用意する
枠のないWindowを使用した方が良いように思えますが、Windowを使うとキー操作を受け付けません。そこでFrameには枠を消すためのメソッドが用意されています。そこで使うのがFrame.setUndecorated(boolean undecorated)です。以下にSwingのJFrameを使った例を示します。
JFrame frame = new JFrame("Full Screen");
frame.setUndecorated(true);
GraphicsDeviceを取得する
次にフルスクリーン表示を行うGraphicsDeviceを取得します。
GraphicsDevice device = GraphicsEnvironment.getLocalGraphicsEnvironment().getDefaultScreenDevice();
ディスプレイが一つしかない場合にはこの方法で十分です。もし、マルチディスプレイ環境の場合はgetScreenDevices()を使って目的にあったディスプレイを探すことになります。
フルクリーンにする
次にこのGraphicsDeviceにフルスクリーン表示を行うFrameをセットします。
device.setFullScreenWindow(frame);
フルスクリーンを解除するには
device.setFullScreenWindow(null);
とします。